「関係の空気」「場の空気」を読んだ - a talk

「関係の空気」「場の空気」を読んだ

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「関係の空気」「場の空気」を読んだ。
秋頃に購入したのに、やっと読み終えました。

この数年、思う所があり。村上龍が推薦しているなら!
ってことで、評判の良さげなこの書籍を買った。


「関係の空気」「場の空気」
冷泉 彰彦 (著)
「関係の空気」 「場の空気」
「関係の空気」 「場の空気」


村上龍が主催するJMMでエッセイを書いている著者だったので、
僕を成長させてくれる書籍になるのだろうと期待していた。
僕は村上龍が大好きで、JMMは発足当時から読んでいる。

だけど、この冷泉彰彦という著者が書いた本書は面白くない。
こんな面白くない書籍をチョイスしたショックはあったが、
最後まで読んでから結論づけようと思った。
だから、読み終えるのに時間を要してしまった。
文体やエピソード、その考えやアプローチについて、
共感できる部分も考えさせられる部分も少なかったからだ。

この「関係の空気」「場の空気」は書評が沢山書かれています。
大抵の方がとても面白いと書かれていて不思議です。
ひょっとしたら、僕には理解できない部分が多いのかなぁ…


本書は日本人のコミュニケーションの場の”雰囲気”を、
「空気」という言葉を使って紐解こうとし、改善を提言している。


僕もコミュニケーションには様々な取り組み方を実践しているが、
本書が語る方向性や「空気」の捕らえ方はあまりに短絡的で、薄っぺらい。
場が持つ「空気」っていうのは、もっと多様であると思う。
コミュニケーションの改善には「言葉」の改善だけでは、難しいだろう。
それに、「です・ます」を使って対等な関係性を目指そうと言っているが、
そんな小手先のテクニックでは良好な関係性は作れない。
ましてや、「空気」は操れないと思う。

昨今の日本が持つ雰囲気を考察し、コミュニケーションの改善を
試みたい方には薦めできない。
テクニカルな部分をもっと具体的に掘り下げて欲しいし、
今の日本のコミュニケーションは著者が知る環境よりも崩れている。
本書は時間を掛けて読む必要は無いと思う。


ただ、一つだけ、以下の部分は面白かった。

第5章 日本語をどうつかうか?
提案その一、ちゃんと語ることで日本語は伝わる
提案その二、失われた対等性を取り戻すために


なんか、具体的な事象を取り上げて、批評できれば良かったが、
上手く説明出来ませんね。僕が昨今の日本が持つ「空気」について、
まだ分析が出来ていないことが原因だと思います。
これから僕達が日本でコミュニケーションを取る際に、
今までの常識や経験が通じないケースが多く出るでしょう。


憂う気持ちで一杯ですが、憂いてばかりじゃ何も変わらない。
ここ数年は特に思う所がありますが、僕は僕が思う方法で、
「空気」を上手く操れる男になりたいです。

2015年7月

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