NHK「佐野元春のザ・ソングライターズ」が凄い - a talk

NHK「佐野元春のザ・ソングライターズ」が凄い

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NHK「佐野元春のザ・ソングライターズ」が凄い。
何が凄いって、とてつもなくマニアックです。

佐野元春のザ・ソングライターズ

「ザ・ソングライターズ」は、シンガーソングライターの佐野元春さんがホスト役を務め、日本のソングライターたちをゲストに招いて、「歌詞」すなわち音楽における言葉をテーマに探求してゆく番組です。会場は、佐野さんの母校である立教大学の教室。音楽・言葉表現を志す学生たちを招き、ゲストのソングライターと学生との対話も番組の中に織り込んでゆきます。NHK教育テレビで、2009年7月から9月にかけての夜11時台に、12回シリーズで放送予定。


小田和正の回を「Vol.1」、「Vol.2」と観て、佐野元春の天然さに驚いた。
ゲストの小田和正が知性の人であるならば、佐野元春は感性の人。
ロマンスの中に生きていて、妄想と現実を行き来している人だと思った。

この「THE SONGWRITERS」という番組は佐野元春が、
アーティストを呼んで、創作に対する具体的なメソッドを解き明かす番組。
もの作りに携わっている全ての人に観て欲しい番組です。


で、佐野元春が天然で面白いなぁ。と思っていたが、、、
恐るべしは、さだまさしです。さだまさしは奥深い。
佐野元春が小物に思える程、文学的且つ、具体的です。
具体的とはどういうことか?

文学的だったり、情緒的なものって、多くは具体性に欠けるんですよね。
たとえば、佐野元春は天然ですが、それは感性を重視しているから、
そういう場合は言葉や曲が生まれた原資っていうのを明らかに出来なかったり、
あやふやなままが良いと片付けたりしがちです。


しかし、さだまさしはまったく違うアプローチなんです。
とてもロマンチックで、古典的且つ、ギミック溢れる日本語を多用しますが、
その言葉を選択した意味や、引用元がとても明快なんですよね…

何故、その言葉を使ったのか?
何故、その言葉に導かれたのか?
その言葉が印象付けるモノは何なのか?
その言葉で伝えたい事の本質は何なのか?

その、何?を全て明快に答える事が出来るのです。


僕はこのブログでも何度も語っていますが、作品の結論や意向を
オーディエンスに預けてしまうアーティストは好きじゃありません。
そう言った意味では、さだまさしは凄いです。
作品の本質を語る事ができて、その本質が聴者に届く為の努力をします。
決して、独り善がりの主張ではないと言う事ですね。

人を知り、人を考え、人に語りかける努力の末に、
さだまさしの作品は生まれいるのでしょう。


佐野元春がこの番組を製作するにあたり、
どれだけの準備をして臨んでいるのだろうか?
この番組を観て感じて欲しいです。

良い番組ですね。佐野元春ありがとう!!

2015年7月

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