a talk : entame: 2006年9月アーカイブ

entame: 2006年9月アーカイブ

ゲド戦記を観た感想でも

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スタジオジブリのゲド戦記を観てきたので、
感想でも書きます。

ゲド戦記
ゲド戦記
スタジオジブリ

ゲド戦記の原作を過去に読んでいるわけでもなく、
予備知識がまったく無い状態で映画を観た。
感想は端的に言って、面白くなかった。
ゲド戦記のストーリー展開の不自然さや窮屈感が、
観る者をその世界へ引き込まない。

ゲド戦記は宮崎駿監督の長男である
宮崎吾朗の初監督作品です。
この映画は限られた時間の中で、
とても沢山のテーマが詰め込まれている。
伝えたい事を全部盛り込みたかったんだろうな…
しかし、そのテーマも目新しい物はなく拍子抜けをした。
メッセージ性については十分に伝わって来たけど、
それも今更感が否めないメッセージだった。

この映画で説明不足だと思うことは、
主人公アレンが持つ心の闇のこと。
その心の闇を抱いた経緯や過程について、
もう少し突っ込んで説明してくれると、
テルーやハイタカとの出会いによって変化した、
アレンの心が更に伝わって来るのかもしれない。


映画という限られた時間の中で、
表現するには無理があったんじゃないか?
そう思わせる作品ですね。
”現代の世情を主人公の成長や言葉を介して観客に訴える”
という意味では成功なのかもしれないですが…

画家、石田徹也への偶像

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石田徹也遺作集
石田徹也遺作集
石田徹也

石田徹也という画家との出会いは、
2006年9月17日 20:00~21:00
NHK教育が再放送した新日曜美術館という番組。
番組名:「石田徹也 悲しみのキャンパス」

テレビ画面越しに見た石田徹也の作品は
とても強烈に僕の心を掻き乱した。
その作品が放つ叫びや混乱は、
見るもの全ての人生観に影響を与えるだろう。

ある人は若かりし日の弱さを想い、
ある人は今を生きる矛盾を感じ、
ある人は未来への希望を模索する。


作品はとてもシュールに現代人や現代社会
そのものを作者自身との関わりの中で描いている。
サルバドール・ダリがシュールレアリズムなら、
石田徹也はマスシュールレアリズムに近いのかもしれない、
人の業(カルマ)を一手に引き受け彼のフィルターを
通して表現されるアートはPOPとさえ言えるだろう。


時代が石田徹也に近づいたのだろうか?


一つ間違えば、サブカルチャーとして、
封印されてしまったであろう作品達。
我々は石田徹也について様々な意見を書き、
凄まじい勢いで人から人へと伝えて行く…
便利な時代になったのは間違いないが、
時代は僕達にとっていつも残酷なんだろう。
”今”をもう一度、見つめ直してみたい。


そして、驚くべきことは、
石田徹也自身が2005年に31歳の若さで、
他界していること。
アーティストは特に画家は死ななきゃ、
一般大衆に受け入れられないのか?
そんなジレンマを僕は持ってしまった。

少しでも興味を持った方が居ましたら、
是非、石田徹也の作品を目にしてください。
そして沢山、検索してみてください。


石田徹也追悼展「漂う人」
http://www.cre-8.jp/snap/390/index.html

2015年7月

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