布袋寅泰「GUITARHYTHM V」を聴き込んだ - a talk

布袋寅泰「GUITARHYTHM V」を聴き込んだ

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布袋寅泰「GUITARHYTHM V」を聴き込んだので、
感想でも書いてみたいと思います。


布袋寅泰
2009年2月18日 発売
GUITARHYTHM V
GUITARHYTHM V


15年振りにギタリズムシリーズが復活です。
布袋寅泰のギターサウンドに憧れてギターを始めました。
少年だった僕は、一生懸命にコピーをしたし、
当時、彼がパーソナリティを務めていたラジオは、
録音して何度も聴いていたなぁ…
僕達が知らない音楽を沢山教えてくれました。

あの頃の布袋寅泰は近年の兄貴イズム的な存在では無く、
何処か神秘的で、アーティスティックで繊細な存在だった。
まるで、音楽で絵画を描く様な、純文学を音で奏でる様な人。
僕達は布袋寅泰という人間を通して音楽に陶酔して行きました。


ギタリズムシリーズは本作を含めて5作あります。

「GUITARHYTHM」
「GUITARHYTHM II」
「GUITARHYTHM III」
「GUITARHYTHM IV」
「GUITARHYTHM V」


僕は「GUITARHYTHM」~「GUITARHYTHM IV」まで、
どっぷりとハマり、「King & Queen」の世界観に失望。
しばらく後の「SUPERSONIC GENERATION」で再評価し、
その後はずっとまともに聴いていませんでした。

そんな、布袋寅泰があのギタリズムシリーズを復活させる!
久々に興奮するCDリリースでした。ワクワクしていました。


発売日に入手してから、毎日の通勤で聴き込みましたが、
本作の音楽的な評価はそれほど変化はしませんでした。
好きか嫌いかで言うと、あまり好みではないですね。
そして、期待していた音や世界とは違いました。


最初に聴いた時の「GUITARHYTHM V」の印象は、
これはギタリズムシリーズじゃない!
って思いましたが、聴き込んだ今は紛れも無くこれは、
「GUITARHYTHM V」だなと思います。
「GUITARHYTHM IV」の後に続く作品であると共に、
「GUITARHYTHM Ⅵ」へ続く系譜も感じます。


個人的には全然満足していませんよ。
だけど、客観的には「GUITARHYTHM V」だなと。。。
僕は「GUITARHYTHM II」の様なシュールで壮大な作品に
仕上がっていてくれることを期待していましたが、
「GUITARHYTHM IV」的な要素を多く含んでいるのかな?
と思いますし、それで良い気もします。

音質的には違うことがあって、「GUITARHYTHM IV」は、
湿ったロンドンの音!って感じなのですが、
「GUITARHYTHM V」は日本的なキラキラした音です。
楽曲の持つアプローチは「GUITARHYTHM IV」を継承しつつ、
「GUITARHYTHM V」のサウンドは”THE日本”って感じです。

日本人がこの15年で作り上げてきた、POPSやROCKの要素が
「GUITARHYTHM V」を通して垣間見えるのかも。


とても冷静に新しいギタリズムの世界を聴くことが出来たし、
高揚するわけでも、落胆するわけでも無かった。
布袋寅泰が成長する様に僕達も成長したのだと思います。
この15年で彼に負けないぐらいに沢山の音楽を聴き、
沢山の芸術に触れ、僕達自身も大きく成長したのです。

そんな僕達の元へ、「GUITARHYTHM V」は届けられた。
ノスタルジックな気持ちで聴いたって感動は覚えない。
僕達が興奮し、感動する音楽を届けて欲しかった。
何度も言うけど、僕達も成長したから簡単ではないのです。


布袋寅泰にはそんな僕達をも唸らせる音楽を作って欲しい。
次回作、「GUITARHYTHM Ⅵ」も期待して待ってます。


久しぶりに、今回のライブには行ってみたいかも。
あの頃の僕達が感動した音楽をもう一度聴いてみたいな。

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